「忘れ歌」 貴女の口ずさんでいたあの歌は 今では歌詞を忘れてしまったけれど、 そのメロディーは時折不意に口をついて出てきます。 そのメロディーを鼻歌混じりに口ずさみながら 最初から最後まで覚えている事自体に驚いています。 そのメロディーの美しさから 貴女のセンスの良さに感心します。 ただその歌詞はなぜか思い出せません。 流行歌だったか、それとも悲しい恋歌だったか… 今はもう一度貴女の口から歌詞を聞くことはできなくなったけど、 貴女の歌声の雰囲気はまだ覚えています。 藤次郎正秀